2007年度実績詳細

               事業報告書
                            企業組合山仕事創造舎

           平成 19年4月 1日から
           平成 20年3月31日まで
                                            
? 概況
 本年度は長野県の間伐アクションプランのより一層の推進体制が整ったこともあり、
造林補助事業による間伐を中心に、いままでになく強力に推進する体制ができた。
 民有林の事業においては集落単位の森林整備団地を中心とした事業と、従来からの
森林所有者との施業委託契約の締結の2本立てで、施業計画を策定し、計画的以上の
事業を実施してきた。

 育林事業では、県発注の治山事業に入札する余裕が無かったが、かわりに森林造成
補助事業による保育間伐、野生鳥獣害対策のための緩衝帯整備事業などを実施、面積的
には目標を下回ったものの、単価の高い事業だったので売り上げとしては目標を超える
ことが出来た。

 素材生産事業では新たに0.25m3級のハイブリッド型バックホウを導入し事業量を
拡大を目指したが、面積、生産量、素材売り上げともに計画量を下回った。しかし
補助金を活用し事業費としては計画を大幅に上回ることができた。
 地域材利用を目指して、木材市場以外の販路を開拓することを積極的に進めてきた
が、アカマツ材を中心として木材市況が不安定であり、いまだに木材市場への依存度が
高いことが課題として残された。
 結果的に補助金への依存度が相当に高く、本格的素材生産事業として成り立たせる
ためには、新たな機械に対応した中型フォワーダ導入など生産設備の拡充と、素材の
販路開拓、間伐以外の事業地の確保が必要である。
 薪炭生産事業については、薪原木生産として素材生産事業の一部として実施された。

 支障木伐採事業では、工事関連の伐採などで、目標売り上げを達成することが
できた。
 新たにロープワークを中心とした樹上作業による、特殊伐採システムを研究・導入
し、車両の使えない場所での安全な伐採技術の確立を目指してきた。今後他にまねの
できないオリジナルな技術としてさらに磨きをかけていきたい。

 森林林業コンサルティング事業は、森林整備地域活動交付金を利用した事業を中心
に、安定した受注を確保しているが、本質的な森林づくりコンサルタントとしての
事業展開には至っていないことが課題である。

 森林レクリエーション事業は、他の事業が多忙であったこともあり、小規模な実施に
留まった。事業として収益性の確保に課題が残っている。

 その他の関連事業。
 ・「一枚の板」事業。中小径低質材を製材品販売を、より積極的に展開するために、
保管場所を確保、天然乾燥材のストックの充実を目指した。現在乾燥途上の材が多い
が、来期には販売実績を伸ばして収益をあげるようにしたい。

 ・本年度より生坂村を中心とした松林健全化事業(マツクイ対策)にとりくみ
はじめた、今後も事業拡大が想定されるところだが、人員確保に課題を残している。
 ・NPO法人いのちと平和の森の発注による、あたらしいスタイルの森林づくりへの
提案に着手、今後の展開としてはよりコンサルタント的なかかわりを検討したい。

 年々増大する森林整備予算に対応して、事業量も増えている中で、かなりの人員不足
状態となっている。、今期は周辺地域の林業事業体の協力を得ることで事業を進める
ことがでたが、今後はより一層の人員確保、人材育成につとめ増大する事業量に対応
できる体制を整える必要がある。

 本年度も全員で年間を通して林業に携わることができ、過去最高レベルの収益を達成
することができた。創業以来はじめて法定積立金を確保したうえで組合員に配当を
実施、黒字決算とすることができた。



? 庶務事項

1 組合員数および出資口数

  組合員数 8名	 
  出資金          3月31日 増資(出資口数 80口80万円)
                         総出資金額705万円
                                                                      

 2 会議開催の概要

(1)総会
	(イ)第5回定期総会
期日      	 平成19年 5月28日
開催の場所	大町市北山 「岳友会」
議案および議決の内容
           第1号議案 平成18年度における事業報告書ならびに収支決算書、貸借
対照表および財産目録の承認に関する件
第2号議案 平成19年度事業計画書(案)ならびに収支予算書(案)決定の件
第3号議案  定款の一部改正に関する件


(2)理事会
	(イ)第1回理事会
期日      	 	平成19年 5月19日
開催の場所		大町市「木と森の相談室」
議案および議決の内容
           第1号議案 平成18年度における事業報告書ならびに収支決算書、貸借
対照表および財産目録の承認に関する件
第2号議案 平成19年度事業計画書(案)ならびに収支予算書(案)決定の件




 ? 事業の概況		
	総売上		        37,491,108  円

 1.育林事業
	売上金額	             10,624,600 円

		実施面積  70.42ha	 	
                 		        


 2.素材生産事業 
	売上金額		     17,120,225円     
		
		収穫間伐         32.56 ha      
		
        	素材生産量   1000m3      素材売上  8,224,330円


 3.薪炭販売事業
	売上金額	           0円 素材精算事業と一括したため
		    
4.支障木伐採事業 
	売上金額	          4,377,494 円
                  受注量 18件

 5.森林整備コンサルタント事業
                  		 (1,677,050円)(20年度入金)     
                                    
 6.森林ボランティア育成事業
	売上金額	   		        0円
                 受注量		件

 7.森林レクレーション事業
                        40,000円

 8.その他関連事業 
	売上金額	            3,878,232円                                                  
9.事業外収入
                                     2,055,590 円
                          
  	


期末仕掛工事高                          18,161,912 円